政木写真館の創始者・政木貞弌が明治38年に江南市布袋町に於いて
江南市地域で初の職業写真館を開業。

その後、広い範囲で活動し、多くの写真を残す。
政木写真館は写真を絵ハガキ化して販売も手掛ける(※写真1)
政木貞弌が残した多くの写真は写真集に納められている。(※写真2)

初代政木貞弌が残した数々の功績の中で最も代表的なものが
明治45年12月20日(大正元年) に発行された尾北写真画帖
本文は69ページ、その後に営業案内として葉栗郡の一部も含む、郡内の銀行・商工業等の写真入り広告を、
約100ページに亘って掲載。
その他、中島郡写真帖、東加茂郡制史などを手掛ける。
初代 政木貞弌


当時の布袋町本町通り



布袋尋常高等小学校(布袋南小学校の前身)

初代を補佐しつつ
布袋町大観(昭和9年8月10日発行)の写真班主任を務め
学校アルバムや写真付きはがきの発行に功績を残す。
二代目 政木勉




その後、3代目:政木紘一:4代目:宮崎祐二(紘一の甥)へと受け継がれる。



尾北写真画帖の本文の一部をご紹介致します。本文の中の文章は省略しています。
尾北写真画帖」は、名古屋市立大学大学院芸術工学研究科のM教授の論文にも
参考文献として取り上げていただいた歴史的価値のある写真が掲載されています。










































尾北写真画帖の営業案内の一部をご紹介致します。本文の中の文章は省略しています。

















































































































現在も、政木写真館の店頭にある古いカメラは
1871年(明治4年)創業の日本で初の写真材料店叶沼商会(東京・日本橋)が、
1900年(明治33年)第3回パリ万国博覧会に出品されたオリジナルの暗箱と同機種です。
すでに現役は引退しましたが、今も政木写真館の店頭で、たくさんのお客様の笑顔を見守っています。